ご自分の大切な家族が、相続の際、互いに争い合うのを避けるためには、質の高い遺言書を用意することが大切です。遺言書を作成するコツはいくつかあります。
確実に特定できるように書く
相続人同士のトラブルを回避するためには、どの遺産を誰に相続させるのかをしっかりと記す必要があります。
例えば、建物を複数所有し、長男に自宅を譲る場合、「自宅を長男に相続させる」とだけ遺言書に書き残すのは避けた方が無難です。
なぜなら、自宅といっても相続人ごとに、自宅と別宅の認識に差がある可能性もあるからです。不動産であれば、登記簿に記されている通りに記した方が正確ですので、相続人も誤解せずに済みます。
きちんと説明をする
複数人いる相続人の中から、一部の人に多めに遺産を渡す場合、なぜそうするのかをきちんと説明する内容を書くことをおすすめします。
例えば、ご自分の世話をしてくれた方に多く残したい場合は、介護の経緯についても説明し、当然の報酬としてどの程度の遺産を相続させると書き記した方が、他の相続人も含めて親切です。
長く説明をしなければならない場合は、別紙に書き記すことも可能ですので、理由と経緯についてよくまとめた上で、遺言書に書くとより質の高い書類に仕上がります。
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